バームクーヘンはおやつだけではなく、特別な日にも食べることがあります。
また、ケーキ屋だけではなく、コンビニやスーパーでも販売されており、身近なスイーツともいえます。
バームクーヘンはもともとドイツで作られたスイーツでドイツ語の発音に準ずると「バウムクーヘン」の方が、より正しい響きになりますが、ここでは日本人に親しみのある「バームクーヘン」という呼び名でご説明していきますね。
バームクーヘンとは
バームクーヘンはホール型のケーキとは違い、焼き上げるときに「バームクーヘン専用のオーブン」を使用します。
長い棒状のものにバームクーヘンの生地をかけて、オーブンでゆっくりと生地を焼き上げ、焼きあがったらまた、生地をかけて何層にも重ねて焼いていくことが特徴です。
バームクーヘンのバームは「木」クーヘンは「ケーキ」をいう意味があり、何層も生地を重ねて焼くので、できあがりの断面が「木の年輪」のようになっています。
また、バームクーヘンは広く知られている「プレーン味」だけではなく「抹茶」や「チョコレート」といった様々な味がありますよ。
大人も子どもも好きなバームクーヘンをバーベキューで味わってみてはいかがでしょうか。
バームクーヘンはバーベキューで作れるの?
「専用のオーブンが必要なバームクーヘンはバーベキューで作ることができるの?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
バームクーヘンは意外とお手軽にバーベキューで作ることができます。
専用のオーブンをわざわざ、バーベキュー場に持っていく必要はありません。
バーベキューでバームクーヘンを作る提案をすれば「バーベキュー慣れしてるな」と一目置かれる存在になる可能性もありますし、好きな子からも尊敬の眼差しを向けられることもありますよ。
バーベキューでバームクーヘンを作ることは「とても簡単」にも関わらず、大勢の人が「バーベキューでバームクーヘンを作ることは難しい」と考えるには理由があります。
それは、「バーベキューでのバームクーヘンの作り方を知らないから」です。
バーベキューでのバームクーヘンの作り方をマスターし、バーベキュー場で頼れる存在になりましょう。
バーベキューで作るバームクーヘンの準備する材料、道具
バーベキューでバームクーヘンを作る際の材料は下記の3点です。
バームクーヘンの材料
- ・ホットケーキミックス
- ・卵
- ・バター
メレンゲや小麦粉・チョコレートといったアレンジレシピも数多くありますが、ここでは最も簡単でお手軽かつ予算のかからないバームクーヘンの材料を挙げました。
バームクーヘンの材料を準備したら、次はバームクーヘンを作る道具を準備しましょう。
バームクーヘンを作る道具
- ・バーベキューコンロ
- ・竹・丸い木の棒
- ・アルミホイル
- ・生地を入れるボウルやケース
- ・お玉
バーベキューコンロはバーベキューをおこなうのですから、必ず持っているものですし、竹や丸い木の棒はホームセンターで簡単に入手することができます。
アルミホイルは家にありますよね。
生地を入れる入れ物は大きめのものを準備しておくとお玉ですくいやすいですよ。
バームクーヘンの材料に道具を準備すれば、いよいよバームクーヘンを焼いていきましょう。
バーベキューで作るバームクーヘンの作り方
次に作り方をご紹介します。
バームクーヘンの下準備
- ①バターを常温に戻しておきます。
- ②ホットケーキミックスに適量の卵を入れて、混ぜます。
※この時混ぜすぎると、バームクーヘンの生地が固くなってしまうので、「だま」が少しぐらい残ってもあまり混ぜすぎないようにしましょう。 - ③混ぜ終われば、バターを入れます。
- ④バターがホットケーキミックスと混ざり合えばバームクーヘンの生地は完成です。
バームクーヘンの生地が完成したら、バーベキューコンロの上でバームクーヘンを焼いていきましょう。
バームクーヘンの焼き方
- ①竹か丸い木の棒のバームクーヘンの生地をかける部分にアルミホイルをまきつけます。
アルミホイルには、バームクーヘンが焼きあがったあと、とりやすいようにバターを塗っておくといいでしょう。 - ②バームクーヘンの生地をアルミホイルの部分にかけてバーベキューコンロの上でまわしながら炙っていきます。
- ③焦げ目がつくまで炙ったら、再びバームクーヘンの生地をかけて回しながら炙ります。
- ④これが15層から20層ほどになれば、完成です。
大人数でも、シェアして食べることができるバームクーヘンはバーベキューにぴったりのスイーツですよ。