バーベキューは国によってそのやり方や、食材、料理メニューなどのスタイルが異なります。
例えば、スペインのバーベキューでは「エスカリバーダ」と言われる料理があります。この料理は野菜の外側を黒くなるまで焼いてから、外側の皮をむいて食べるという方法です。
日本では焦げてしまったら捨ててしまうのが普通ですが、スペインではあえて丸コゲにして食べているんです。
他にはバーベキューには欠かせない「トウモロコシ」、日本では焼いたものを焼肉ソースや、そのまま、もしくは軽く塩をふって食べますよね?
しかし、メキシコのバーベキューになるとテイストがガラリと変わってきます。皮ごと炭火でトウモロコシを焼いたら、マヨネーズを塗って、チリパウダーをかけて食べるんです。
スパイシーで病みつきになる、「メキシカングリルドコーン」の完成です。
このように、国によってバーベキューの料理は異なります。
そこで、今回はバーベキューの本場である、アメリカスタイルのバーベキューのあれこれをまとめてみました。また、大阪でアメリカンスタイルのバーベキューをレンタルで楽しめるスポットもご紹介します。
アメリカのバーベキューと日本のバーベキューの大きな違い
アメリカはバーベキューの本場と言われています。
バーベキューの発祥は、アメリカの原住民の料理とアメリカへの移民料理が混ぜ合わさってできたものという説や、カリブ海の島が発祥という説などがあります。
それもバーベキューの名前の由来は、スペインの「バルバコア」というバーベキューを意味する言葉から、バーベキューと呼ばれるようになったと言われていることも関係しています。
ここでは、バーベキューの本場テキサス州の肉市場から始まった、アメリカンスタイルのバーベキューと日本のバーベキューの違いを比較していきたいと思います。
日本のバーベキュー
日本のバーベキューは、外で行う焼肉の延長線というイメージがあります。炭火のコンロや、ガスコンロでアウトドアで肉や野菜、海鮮などを焼いて、焼き肉のタレで楽しむというのが一般的に日本で行われてきたバーベキュースタイルです。
日本では、屋外で調理をして食事を楽しむという文化としては、漁師飯として屋外で食べたり、お茶会を屋外で行ったり、遠足やハイキングでお弁当を持って行って食べるなどがあります。
屋内の囲炉裏などで炭火を使って調理する「炉端焼き」なる文化はありますが、屋外ではあまり手の込んだ料理をする文化は日本にはありません。
アメリカのバーベキュー
バーベキューの本場と言われているアメリカでは、日本とそのスタイルの違いはどのようなものがあるのでしょうか?
根本的な大きな違いは“焼き方”にあります。
アメリカスタイルは、炭火を使って時間をかけて低温調理をします。大体5〜6時間くらいかけて大きな肉の塊から、トウモロコシなどの野菜を入れてゆっくりとスモークをしていきます。
ゆっくり調理した食材は、仲間でしっかりと火が通って、香ばしくて食欲を掻き立てるバーベキューメニューへと変身します。
また、じっくりと焼き上げるのでお肉は柔らかくジューシーに仕上がります。
イメージとしては、大きな肉の塊を、豪快に炭火で焼き上げて食べるという雰囲気がありますが、実はアメリカンスタイルはじっくり時間をかけて低温調理をしているんです。
この調理法は、保存食として原住民が使用していた調理スタイルです。
日本のように“生食”を好まない文化からもこのようなバーベキュースタイルが浸透していることも考えられます。
アメリカのバーベキュー風器材
本格的なアメリカのバーベキューを楽しむなら、本場風の器材を手に入れましょう。
日本では、ホームセンターやインタネットのショップなどで販売されています。
アメリカのバーベキューを楽しめる機材はこのようなアイテムがおすすめです。
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ケトルマンチャコールグリル
炭火専用のグリルで、アメリカのバーベキューグリル会社のチャープロイル社が販売するグリルです。
丸形の蓋つきで見た目も可愛いグリルです。
本場アメリカは炭火でゆっくりとスモークして肉を焼き上げるため、熱調整はダンパーと温度計を使用して熱のコントロールが可能です。
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CAPTAIN STAG オーブングリル
これ1台で「バーベキュー」・「オーブン」・「スモーク」・「グリル」の4役を果たしてくれるバーベキューグリルです。
炭火専用のグリルで、煙突付きで余分な蒸気が抜けて更に美味しく仕上がります。
アメリカンバーベキューの時に選ぶ本格バーベューソース
本場アメリカのバーベキューを楽しむなら、本格的なバーベキューソースを手に入れましょう。
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ハンツ バーベキューソース オリジナル
甘辛くて濃厚なバーベキューソースは、トマトピューレベースにビネガーをプラスしているド定番のバーベキューソースです。
原産国はアメリカなので、本場のアメリカ人が楽しんでいるバーベキューソースが味わえます。
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ヨシダソース BBQソース
テレビで見かけたことがある方もいるかもしれませんが、日本人の吉田さんが開発した「バーベキューソース」です。
アメリカ以外にも世界14か国で販売されている吉田ソースは、使い方色々!肉の漬けダレにしたり、焼いた肉にディップするソースとして利用したり、ポテトフライなどのディップソースとしても使える万能バーベキューソースです。
日本で本場のアメリカンバーベキューは体験できるか?
https://www.facebook.com/maishimaautocamp/photos/a.1718516011737892/2121183838137772/?type=3&theater)
本場アメリカンのバーベキュースタイルと日本のバーベキューは、意外と大きな差があることが分かりました。
屋外焼肉スタイルの日本に比べて、本場アメリカのバーベキューは時間をかけてゆっくりスモークするスタイルです。
日本で本場アメリカのバーベキュー体験ができるか?ということで、結論からいいますと可能です。
アーバンオートビレッジ 舞洲オートキャンプ場
日本の大阪で本場アメリカのバーベキューをレンタルして楽しむなら、「アーバンオートビレッジ 舞洲オートキャンプ場」がおすすめです。
大阪市此花区にあるバーベキュー会場で、レンタルバーベキューが楽しめます。
本場アメリカのバーベキューに使用しているグリルをレンタルして、本格的なバーベキューを楽しみましょう。
- 住所:大阪市此花区北港緑地2-1-128
- 電話番号:06-6460-1640(10:00~17:00)
毎週水曜定休日(12~2月は火、水、木 定休日)
- 営業時間: 毎週水曜定休日(12~2月は火、水、木 定休日)
11時~17時(夏休み期間7月22日~8月31日は18時まで) - 利用料金:
特別カレンダーによって変わる。 - アクセス:
- ・JR環状線 西九条駅から市営バス81系統 舞洲スポーツアイランド行きで「舞洲東」下車 徒歩約15分
- ・西九条駅から車で約16分
- ・阪神高速湾岸線 湾岸舞洲ICから約5km