バーベキューの語源
「バーベキュー」という言葉は広く知られています。
バーベキューというと、野外で肉・魚介・野菜をバーベキューコンロの上で焼くものを連想しますが、そもそも「バーベキュー」とはどういった意味があるのか、焼肉との違いはあるのか、疑問に思われた方もいるでしょう。
バーベキューの語源や焼肉との違い、バーベキューのルールをお教えします。
「木製の枠組」を意味する「barbakoa」
バーベキューの語源は西インド諸島で「木製の枠組」を意味する「barbakoa」です。
後にアメリカ人が「barbacoa」と呼ぶようになったことが日本の「BBQ」の由来といわれています。
また、バーベキューとはもともと、野外で肉を焼く調理方法のことを指します。
歴史を遡ると、アメリカで奴隷制度があったころ、階級の高い貴族に肉を焼いていました。
バーベキューを焼く奴隷のことを「ヒットマスター」と呼び、このヒットマスターという方たちは、世界初のバーベキューのプロともいえます。
バーベキューと焼肉の違いは?
「バーベキューも焼肉もコンロの上で肉を焼くのだから一緒でしょ」と、一見、思えますが、実は違いがあります。
バーベキューと焼肉の違いを簡単にご説明すると、バーベキューは肉や魚介・野菜を、時間をかけてコンロの上で「じっくり」焼きます。
一方で、焼き肉はコンロの上で肉を比較的短時間で「素早く」焼き上げます。
焼肉は「grill」
英語での表記を違いがあり、英語でバーベキューを「barbacoa」と記しますが、焼肉は「grill」と表します。
バーベキューと焼肉は同じように見えて、日本だけではなくアメリカでも区別して考えています。
バーベキューと焼肉が区別して考えられるのは、それぞれの文化が独立して発展したからともいえます。
次はバーベキューを行う際の「ルール」について考えていきましょう。
バーベキューのルール
バーベキューはもともと野外でおこなうことが一般的でしたが、現在では「野外」「屋内」どちらのバーベキューも発展しており、楽しみ方も豊富にあります。
野外でバーベキューを行う際は、当たり前のことですがバーベキュー許可エリアで行ってください。
火の始末にも十分に気を付けましょう。バーベキューコンロを不安定な位置におくと、倒れてしまうことがあります。
バーベキューコンロを置く場所にも最善の注意を払って、安全にバーベキューをお楽しみくださいね。
また、バーベキューが住宅地にある場合は、ご近所迷惑にならないようにお喋りする声の大きさが大きくなりすぎないようにしてください。
「近所から注意されてバーベキューが中止になった」ということにならないようにしましょう。
屋内でバーベキューをする際は、その場所に持ち込んで良いもの、持ち込んではいけないものを事前に確認しておいてください。
バーベキューはいつするの?
バーベキューが最も活発におこなわれる時期は「夏」です。
オープンキャンプや河川敷でのキャンプといった、キャンプが盛んにおこなわれる季節も夏ですよね。
キャンプでおこなう料理としても、バーベキューは人気を博しています。
青く澄み切った夏空の下でバーベキューをおこなうと、とても気持ちいい気分になりますよ。
夏以外にも食欲の「秋」と呼ばれるので、秋も人気の高い季節の1つです。
夏ほど暑くなく、気候が良いので秋は野外でのバーベキューに向いています。紅葉の中、おいしい肉や魚介・野菜を楽しんでみましょう。
春は桜の木の下でバーベキューをおこなうと、風情があって「日本のバーベキュー」という雰囲気がありますよ。
冬は寒いので野外でのバーベキューには向いてないように思えますが、温かいバーベキューコンロやたき火を囲んでのバーベキューは、春・夏・秋にはない楽しさがありますよ。
バーベキュー協会とは
(参照:https://www.facebook.com/jbbqahonbu/ )
バーベキュー協会では「バーベキューインストラクター」の資格取得すること」ができます。
特にバーベキューに関しての勉強をおこなう必要はありません。
バーベキュー協会に行き、授業を受講し、バーベキューに関するテストを受けます。合格すればバーベキューインストラクターの資格を取得することができますよ。
歴史が長いバーベキューは日本でも盛んにおこなわれています。
バーベキューの由来を知り、ルールを把握し、バーベキューインストラクターの資格を取得できれば、バーベキューを開催するとき、頼りになる存在になること間違いありません。
それでは楽しいバーベキューLifeを送ってください♪