1.火起こしの準備
火起こしするためには3つ用意・準備しておかなければいけないものがあります。
ここでは火を起こす前段階として、その必要な3つのステップを解説します。
燃料の用意
まずはバーベキューをするために必要な燃料(木炭、木材、ガスなど)を用意しましょう。
この燃料は火を起こすための基本であり、不足するとバーベキューをするための肝心な火が絶えてしまいます。
火口周りの準備
火口周りを適切に準備することで、火がこぼれてしまうのを防ぐことができます。
例えば、灰皿や炭皿を設置するなど。また、火口周りに十分な空間を取っておくことも大切です。
火口周りに何か置いていると、火が移動しにくくなってしまいます。
消火器の準備
楽しいバーベキューとは言えども、不測の事態に備えることも重要。
炎が思わぬ方向に移動してしまったときのために、消火器を準備しておくことも大切です。
炎が広がってしまった場合、すぐに消火器を使って炎を消す必要があります。
消火器は火災に備えるための必須アイテムであり、炎が発生した場合にすぐに消火することができるように、手の届くところに置いておきましょう。
2.準備したほうがよい道具 おすすめの道具
以下では、火起こしの際に準備しておいたほうがよい道具を解説します。
これらを準備してから火起こしの作業にとりかかるようにしましょう。
準備したほうがよい道具
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グリル用の炭
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ペーパータオル
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ロウソク
グリル用の炭の炎を引き始めるために使用します。
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炎上抑制剤(焼肉用のアルコールなど)
グリル用の炭の炎が燃えすぎないように抑制する効果があります。
バーベキューで燃やすための主な燃料です。木炭や炭鉱炭などがあります。
グリル用の炭を固めるために使用されます。また、炎を促進するための燃料としても使用できます。
あると便利な道具
無くても火は起こせますが、火力の調節など、これらの道具があればバーベキューをより楽しむことができるはずです。
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炭グリル
グリル用の炭を固定するためのトレイを備えた製品です。炭を固定することで、炎をより管理しやすくなります。
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炎上抑制剤スプレー
グリル用の炭の炎を抑制するために使用されるスプレータイプの炎上抑制剤です。
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炭鉱炭
長時間燃え続けるグリル用の炭の一種です。
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風向き調節可能なバーベキューグリル
長風向に応じて炎を調節することができるグリルです。
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手軽な携帯グリル
簡単に持ち運ぶことができるグリル製品です。外出先でのバーベキューに最適です。
3.火起こしの仕方
では、必要なものが揃ったところで、実際に火を起こしてみましょう。
5つのステップに分けて火の起こし方を説明します。
STEP1.グリル用の炭をグリルに敷き詰めます。
STEP2.ペーパータオルや木こぎりなどをグリル用の炭の上に積み重ねます。
STEP3.ロウソクを点火して、ペーパータオルや木こぎりを燃やします。
STEP4.炎が燃え上がり、炭にも炎が広がったら、グリルの上に食材をのせて準備完了です。
STEP5.食材をグリルに乗せて焼きます。炎が燃えすぎる場合は、炎上抑制剤を使って抑えます。
注意点として、グリルを使う場所は、安全な場所で、風の影響を受けないようにしてください。
また、炎を管理することが重要ですので、常に炎の動きに注意しましょう。
4.消火方法 処理方法
バーベキューを楽しんだら、残るは後片付けです。
ここでは火の消火方法と灰の処理方法を解説します。
火の消火方法
1.食材の取り外し
食材をグリルから取り外して、炎を消す作業に集中できるようにします。これにより、炎が広がる心配はなくなります。
2.蓋を閉める
グリルの蓋を閉じることで、空気を抑えて炎を消すことができます。これにより、炎が消えるまでの時間が短縮されます。
3.完全に消えるまで待機
グリルが完全に消火するまで時間をおきましょう。急いで火を消さないことが大切です。これにより、再燃するリスクを回避することができます。
灰の処理方法
1.冷却待ち
グリルの灰が完全に冷えきるまで待ちます。これにより、火災の原因となり得る灰を避けることができます。
2.手で押さえる
手で灰を押さえながら、グリルから取り除くことができます。これにより、灰が散らからずに取り除けます。
3.灰捨て場に捨てる
バーベキュー場やキャンプ場によっては灰捨て場に指定されているスポットもあるでしょう。
そのような場所が無ければ、堆肥や埋め立て地に捨てます。
それらのような決められた場所に捨てることにより、自然環境に悪影響を与えずに処分することができます。
まとめ
「バーベキューは楽しいけれど、火の準備や炭の後片付けが面倒」
今までそのように思っていた方は少なくないでしょう。
ですが、どうでしょうか。案外難しいものではないと感じる方が多いはずです。
ですが簡単だからといって不測の事態への準備を怠ってはいけません。
火を扱うわけなので、安全対策は万全にしておきましょう。
今回ご紹介した火起こしの方法を活かして、これからも楽しく、かつ安全にバーベキューを満喫していきましょう。