最終更新日:2024.02.27

BBQで美味しく食べる!お肉の種類と仕込み方法をご紹介

バーベキューの醍醐味といえばお肉です。
お肉だけは絶対に欠かすことはできず、バーベキューの主役といえる食材になります。

美味しくお肉を食べたいのなら、持参するお肉の種類にこだわるようにしましょう。
バーベキューにおすすめのお肉の種類があれば、逆に向いていないものもあります。
また、ただ持っていくだけではなく事前の仕込みも大切です。

この記事では、そんなバーベキューに持っていくおすすめのお肉の選び方と仕込み方法を紹介していきたいと思います。

バーベキューにおすすめのお肉の選び方

まずは、BBQに最適なお肉の選び方を紹介していきます。
お肉選びに悩んだときは、以下で紹介するものを選ぶようにしましょう。

大きめのお肉を選ぶ

バーベキューでは炭火でお肉を焼くことになります。
炭火の火力は調整が難しく、火の勢いが強くなることもあり、小さいお肉ではあっという間に焦げてしまいます。
そのため、バーベキューでは大きいお肉を選ぶようにしましょう。

自然の中で大きなお肉にかぶりつくというのはいいものです。
外で行うバーベキューだからこそ、ダイナミックさを是非感じてみて下さい。

霜降りより赤身のお肉を選ぶ

家でフライパンで焼いて食べるお肉と違って、バーベキューは網の上で焼くことになります。
お肉から出る脂が炭火に直接かかり、これにより火力が強くなってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、バーベキューで焼くお肉はあまり脂が多いものはおすすめできません。

脂が多すぎると、どんどん炭火に脂が垂れて火が落ち着かなくなってしまいます。
確かに霜降り肉は美味しいですが、バーベキューには不向きな種類だといえます。
霜降りよりも赤身のお肉を選ぶようにして下さい。

牛肉のおすすめ部位

リブロース

あばら部分のお肉であるリブロースは、風味高く、肉質も柔らかい特徴があります。
脂身も多すぎることはないので、バーベキューにおすすめの部位だといえます。

カルビ

カルビは多少脂が多くなりますが、バラ肉ということでリーズナブルに手に入れることが可能です。
費用を抑えられるという点で考えると、大人数で行うバーベキューに最適な部位になっています。

ハラミ

脂身が少なくあっさりしているハラミ。
初心者でも上手に焼ける部位となっています。

ハラミ

脂身が少なくあっさりしているハラミ。
初心者でも上手に焼ける部位となっています。

豚肉のおすすめ部位

ロース

脂身が多くなりがちな豚肉の中でも、脂と赤身のバランスがいいのがこのロースです。
豚肉の旨味を味わえる人気の部位になっています。

スペアリブ

バーベキューといえば骨付き肉を思い浮かべる人も多いと思います。
豪快に食べられるスペアリブはバーベキューに大変おすすめな部位です。

豚バラ

値段が安い豚バラは、費用を抑えてたくさんのお肉を用意したいときにおすすめとなっています。
焼きそばなどの具材にも使うことが可能です。

鶏肉のおすすめ部位

鶏もも

強火で焼いてもジューシーに仕上がる鶏もも。
皮をこんがり焼くことで、パリッとした食感を味わえます。

手羽先

比較的リーズナブルな値段で手に入れられる手羽先。
こちらも皮をこんがり焼くことで、食感も楽しむことができます。

せせり

首周りのお肉であるせせりは、弾力があって食べごたえのある部位です。
程よい脂もあり、鶏肉の中でもバーベキュー向きの部位だといえるでしょう。

お肉の仕込み・下ごしらえの方法

バーベキューで美味しくお肉を食べたいのなら、準備や仕込みが大切になります。
手間はかかってしまいますが、普通に食べるよりも何倍も美味しく仕上げることが可能です。

ここでは、お肉の仕込みや下ごしらえの方法を紹介していきます。

たたく

厚みがあるお肉は叩いてある程度、薄くしておくと火が通りやすくなります。
特に、豚や鶏肉は中までしっかり火を通さないとお腹を壊してしまうこともあるので注意が必要です。
さらに、叩いて筋繊維をほぐすことで、お肉が縮むのを防ぐことができます。

筋をきる

筋があるまま焼いてしまうと、食感に影響してきます。
また、筋が残ったままだとお肉が縮む原因にもなります。
筋を切る際は、深く切りすぎず1センチ程度の切れ込みを入れることで食べやすくなるので、是非参考にしてみて下さい。

余分なものをとる

先ほども紹介した通り、脂身が多すぎると炭火の火力が安定しません。
脂部分を取り除けるような場合は、事前にとっておくのがいいでしょう。

部位によっては血管などが含まれることもあります。
味に影響することもあるので、こちらも取り除いておくようにして下さい。

カットする

事前にカットまでしておくことで、現地で行う作業の負担を減らせます。
塊肉のまま持っていってしまうと、現地で切る手間がかかるので、自宅で済ませておくようにしましょう。

フォークで刺す

お肉をフォークで刺すことで、下味が浸透しやすくなります。
下味をつけるときは、必ず行うようにして下さい。
また、火の通りもよくなるので、厚みのあるお肉でも焼きやすくなるでしょう。

下味をつける、タレにつけこむ

お肉を美味しく食べるためには、下味をつけることも大事です。
ここでは、おすすめの下味やタレをいくつか紹介していきます。

焼肉のタレ

下味の王道である焼肉のタレ。
焼肉のタレを下味に使うときは、ジップロックなどを使うのがいいでしょう。
きちんとお肉全体がタレに浸るくらいの大きさのものを選ぶことで、全体に味を行き渡らせることができます。

野菜・フルーツ類

玉ねぎをすりおろして漬けておくことで、玉ねぎに含まれている分解酵素によりお肉を柔らかくすることができます。
また、お肉を柔らかくするためにはパイナップルもおすすめです。
パイナップルに含まれている酵素により、タンパク質を分解でき、お肉を柔らかくすることができます。
ほんのり甘い味わいにもなるので、こちらも是非実践してみて下さい。

ヨーグルト・麹

ヨーグルトや麹なども、一緒に漬け込むことでお肉を柔らかくする効果を期待できます。
また、塩麹などは塩分量が多くなるので、お肉の保存期間を伸ばすことも可能です。
こちらも是非取り入れてみて下さい。

コーラやビールなど

意外に感じるかもしれませんが、コーラやビールにもお肉を柔らかくする成分が含まれています。
どちらもバーベキューに持参する飲み物なので、新たに買い揃える必要もないでしょう。

仕込みをすることのメリット

仕込みをすることで、美味しく食べられる以外にもいくつかのメリットが存在します。
ここでは、その中から3つのメリットを解説していきたいと思います。

ゴミを減らせる

現地でお肉の仕込みをするとなると、ゴミが発生してしまいます。
お肉が入っていたトレーやラップ、脂身を切り落としたのならそれも捨てる必要があります。
バーベキューでは、他にも多くのゴミが出てしまうので、ゴミの持ち帰りも負担になってしまいます。
自宅で仕込みをしておくことで、このゴミの量を減らすことが可能です。

保冷剤の代わりになる

仕込みをして事前に冷凍しておくことで、保冷剤代わりにもなります。
保冷剤として使い、溶けてきたらそのまま焼けるので、保冷剤を持っていく必要がなくなります。
お肉を保冷剤代わりにすることで、帰りの荷物を減らすことができるのです。

時間の節約になる

仕込みをする大きなメリットは、時間の節約です。
現地でお肉を切ったりする必要がないというのは、大変ありがたいものです。
仕込みを事前にしておくことで、やることがたくさんあるバーベキューの準備の負担を大きく減らすことができます。

まとめ

今回はバーベキューでお肉を美味しく食べるために必要なことを紹介していきました。
どれも簡単にできることなので、是非実践してみて下さい。
また、バーベキューでは選ぶお肉も重要なので、この記事で紹介したことを参考にして持参する部位を選ぶようにしましょう。

バーベキューの主役はお肉です。
このお肉を美味しく食べることができれば、そのバーベキューの満足度は上がります。
食材の主役になるからこそ、お肉の部分には絶対に妥協しないようにして下さい。

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