バーベキューで焼くマシュマロの基本
そのまま食べても美味しいマシュマロですが、BBQやキャンプでは、マシュマロを焼いて食べる方が多いです。
ただ焼くだけだと思っている方も多いですが、意外にこれが難しいのです。
ここでは、マシュマロを焼いて食べるときの選び方やポイントを紹介していきます。
マシュマロの選び方
マシュマロにはさまざまな味があります。
プレーンをはじめ、イチゴやぶどう、ヨーグルト味のマシュマロもあり、味選びで悩む方も多いと思います。
しかし、マシュマロを焼いてアレンジをして食べたいのなら、味はプレーンのものがおすすめです。
アレンジをする際に他で味を加えるため、元から味が強いマシュマロを選んでしまうと味が混ざってしまうこともあるので注意が必要です。
サイズは小さいものでも構いませんが、大きいサイズのマシュマロを使うと食べごたえがあり、満足度も上がるでしょう。
準備するもの
マシュマロは棒状のものにさして、くるくる回して焼きます。
そのため、竹串のような先が分かれていないものだと、マシュマロの重みで上手く回せないことがあります。
また、竹串だと串が焦げてしまうこともあり、マシュマロを焼く際にはあまりおすすめできません。
マシュマロを焼くのなら、先が二つに分かれたグリルフォークなどがおすすめです。
二つに分かれた先端でマシュマロをしっかり支えられるので、安定してマシュマロを焼くことができます。
ダイソーなどにマシュマロを焼く用の専門の串が販売されているので、こちらを用意するのもいいでしょう。
選ぶ串によって、焼きやすさが大きく変わってきます。
上手に焼きたいのなら串の選び方にはこだわるようにして下さい。
焼き方のポイント
次に、マシュマロを焼く際のポイントをご紹介します。
マシュマロを串にさす
マシュマロに串をさすときはできるだけ真ん中にさすようにして下さい。
少しでも位置がズレてしまうとバランスが悪くなり、回している途中で落ちてしまうことがあります。
上記で紹介した通り、このときの串は先が二つに分かれているものだと、回したときに落ちることがなくなります。
強火にしすぎない
火力は弱火がベストです。
強火にしすぎてしまうと、マシュマロの内側に火が入る前に表面が真っ黒に焦げてしまうことがあります。
弱火で時間をかけてじっくり焼くのが、美味しく頂くためのポイントです。
ただし、バーベキューでの火力調整は非常に難しいものです。
火の状況を見て、焼く場所を変えたりして弱火で焼ける場所を見つけてみて下さい。
くしを回しながら焼く
マシュマロを焼くときは、串をくるくる回しながら焼きます。
ある程度焼けてきたら内側が溶け出し、回していると滑りやすくなります。
このときは、持つ角度などを調整して落とさないように注意が必要です。
先程紹介した通り、先が二つに分かれている串がいいのですが、用意できないこともあるでしょう。
そんなときは、串を2本さすなど自分で焼きやすいように調整するようにして下さい。
こんがり焼けたら完成
マシュマロを焼いていると、こんがりとしたきつね色になります。
これがベストな焼き加減で、それ以上焼いてしまうと黒焦げになってしまうので注意が必要です。
目を離しているとすぐ真っ黒に焦げてしまうので、よそ見せずマシュマロを焼くことだけに集中するようにして下さい。
マシュマロのアレンジレシピ5選
焼いて食べるだけで美味しいマシュマロ。
アレンジをすることで、さらに美味しく頂くことができます。
ここでは、バーベキューで人気のマシュマロアレンジレシピを5つ紹介していきたいと思います。
どのレシピも手軽にできるので、是非バーベキューで作ってみて下さい。
スモア
<材料>
マシュマロ
板チョコ
クラッカーやビスケット
<作り方>
マシュマロを串にさして焼く
板チョコをマシュマロサイズに折る
クラッカーでマシュマロと板チョコを挟んだら完成
<レシピの説明>
アメリカやカナダで親しまれているスモア。
必要な材料もそこまで多くなく、簡単に作れるレシピです。
工程も少ないので、誰でも作れる初心者におすすめレシピとして人気を集めています。
チョコフォンデュ
<材料>
マシュマロ
板チョコ4枚
生クリーム1パック
<作り方>
鍋に生クリームを入れて温める
生クリームが温まったら板チョコを入れて溶かす
マシュマロに溶けたチョコレートを付けて食べる
<レシピの説明>
定番のチョコフォンデュもマシュマロを美味しく頂けるアレンジレシピの一つです。
バーベキューで鍋を使って行う際は、火力に注意しましょう。
火力が強すぎると生クリームと溶かしたチョコレートが焦げてしまうことがあります。
マシュマロだけではなく、フルーツなどを用意するとより美味しく頂けます。
マシュマロムース
<材料>
マシュマロ
牛乳
ココアパウダー
<作り方>
牛乳とマシュマロを鍋に入れ温める
マシュマロが溶けたら器に移して冷やす
しっかり冷やした後にココアパウダーをかければ完成
<レシピの説明>
マシュマロを溶かして、ムースにするというレシピです。
こちらも使う材料が少ないので、バーベキューでも手軽に作れるでしょう。
器に入れて冷やすときは、クーラーボックスや保冷剤、氷などを使うようにして下さい。
外で行うバーベキューは冷やすのが難しくなるので、マシュマロムースを作るときは保冷剤や氷を多めに持っていくのがおすすめです。
マシュマロピザ
<材料>
マシュマロ
ピザ生地
板チョコ
<作り方>
マシュマロと板チョコを好みの大きさに切る
切ったマシュマロと板チョコをピザ生地の上に載せる
アルミホイルでピザ生地を包み、15分程度焼いて完成
<レシピの説明>
ピザの具材をマシュマロにするというマシュマロピザ。
難しそうに思うかもしれませんが、意外と簡単にできるレシピです。
オリーブオイルなどをアルミホイルに塗っておくことで、くっつくのを防止することができます。
マシュマロと板チョコだけではなく、フルーツやナッツなどを載せることでより美味しく頂けるでしょう。
マシュマロココア
<材料>
マシュマロ
ココアパウダー
牛乳
<作り方>
マシュマロは事前に焼いておく
ホットココアを作りその上に焼いたマシュマロを載せて完成
<レシピの説明>
ホットココアを作って焼いたマシュマロを載せるだけのお手軽レシピとなっています。
マシュマロと甘いホットココアの相性は抜群です。
寒い時期に行うバーベキューで是非試してほしいアレンジレシピになります。
まとめ
マシュマロは、子供や女性が多いバーベキューで喜ばれる食べ物です。
普通に焼いて食べるだけで美味しいマシュマロですが、アレンジレシピとして取り入れることでより美味しく頂くことができます。
また、アレンジをすることで作る楽しみも味わうことができるでしょう。
この記事で紹介したアレンジレシピは、どれも手軽にできるものです。
バーベキューでマシュマロをより美味しく頂きたい方は是非試してみて下さい。