本場アメリカンバーベキューには欠かせない「ビア缶チキン」は日本のバーベキューでも定番料理の1つですよね。
「ビア缶チキンという名前を聞いたことはあるけど、どういった料理なのかよく知らない」という、
そんなあなたにもぜひ知って頂きたい「ビア缶チキン」について詳しくご紹介致します。
バーベキューで好評!ビア缶チキンとは
ビア缶チキンとはその名前の通り、缶ビールとチキンを使った料理です。
アメリカンな料理であるビア缶チキンはとにかく見た目が豪快で、丸鶏を1個、丸々使用します。
豪快な見た目とは裏腹に、中はジューシーで、外はパリッパリッの味と食感を楽しむことができる料理になっています。
ビア缶チキンの出来上がりのイメージとしては、クリスマスに囲む丸鶏を想像して頂くと良いでしょう。
作り方はとても簡単です。
卵焼きを作るのも苦手という方でも、このビア缶チキンは必ず上手にできること間違いありません。
あのクリスマスに囲む丸鶏がバーベキューにあると、盛り上がること間違いなしですよね。
下ごしらえから、調理して食べるまでわいわいと楽しむことができるビア缶チキンの材料や調理方法、おいしい食べ方までお教えしましょう。
バーベキューでビア缶チキンの材料準備と下ごしらえ
材料は、丸鶏を1羽と350ミリリットルの缶ビール1本、こしょうを少々、これだけです。
この3つの材料さえあればビア缶チキンはできますが、よりおいしくするための材料もご紹介しましょう。
丸鶏1羽に缶ビール1本、こしょうではなくブラックペッパーを使うと味がしっかりとつきます。
ニンニク2切れほどに、チキンの頭の部分に突っ込むためのジャガイモがあると良いですね。
下ごしらえも簡単です。
まず、中までしっかりと火が通るように丸鶏をフォークでまんべんなく突き刺します。
次に、これも熱がこもりしっかりと火が通るように丸鶏の頭のほうにジャガイモを入れて蓋をします。
最後に、丸鶏の全体にブラックペッパーを振りかけましょう。これで、丸鶏の下ごしらえは完了です。
次に、缶ビールの方ですが、350ミリリットル1本全て使用するわけではありません。
半分だけ使います。
調理開始前に、缶ビールを半分飲んでしまいましょう。
調理しながらビールが飲めるなんて素晴らしい料理ですね。
さすが、アメリカン料理です。調理の最中から豪快さが違います。
半分飲んだ缶ビールの中ににんにく2切れを入れて、その上に先ほど下ごしらえを完了した、チキンをおおいかぶせましょう。
これで、ビア缶チキンの下ごしらえは完了です。
下ごしらえは、作り方を見ながらでも15分もあれば余裕でできる簡単さです。
バーベキューでビア缶チキンの調理方法
下ごしらえも終えて、いよいよ調理に入ります。
チキンが突き刺さった缶ビールの缶を網の上に立てて焼いていきます。
この際、網の上に焦げ防止のため、アルミホイルを2枚重ねて置きましょう。
焦らず、じっくりと焼いていきます。
ビールがチキン全体に香りをしみこませている段階です。
網の上に立った状態で焼いているので、ひっくり返すという作業もありません。
缶が倒れてしまわないようにだけ注意しておきましょう。
ある程度焼けてきたら、次のステップに入ります。
ダッチオーブンや燻製機があればそれらを使用しても良いですが、せっかくのアメリカンな料理ですので、もっと豪快に調理しましょう。
金バケツを被せて調理します。金バケツを被せることで、より一層、ビールの香りがしみこみます。
時折、中の様子を確認しながら焼け具合を確認し、中まで火が通れば「ビア缶チキン」の完成です。
もし、表面の焼け具合が足りなければ、缶からチキンを抜き直火でパリッパリッになるまで焼いてしまいましょう。
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バーベキューでビア缶チキンの食べ方
チキンから缶ビールを抜き取りとる際、火傷をしないように注意しましょう。
上手く抜き取れたら、いよいよ実食です。
ナイフとフォークで取り分けてみんなでシェアして食べるのも良いですが、そのまま、豪快にかぶりついても良いですね。
ブラックペッパーの味が薄い場合は、付けたし味の調整もできます。お好みの食べ方で食べましょう。
おすすめは、サンドイッチのパンやハンバーガーのパンを買ってきてサンドする食べ方です。
ジューシーなチキンのうま味とビールの香りがパンにまで広がりもう、食べる手が止まらなくなるでしょう。
チャンジャにくる食べ方もお勧めです。シャキシャキの食感と、柔らかいお肉の相性は抜群です。
ビア缶チキンはビールの香りが広がるチキンを片手にビールを飲みながら、本場アメリカンなバーベキューを堪能できるスペシャル料理です。調理の段階からその豪華さを楽しめます。丸鶏1羽を使う料理は、なかなかないので、貴重な体験もできます。
見た目とは裏腹に繊細なお肉な柔らかさや皮のパリッパリッの食感が楽しめるビア缶チキンは、想像以上に簡単な料理だったのではないでしょうか。
料理が苦手な方でも、下ごしから完成まで、全て1人でできる料理になっています。
ぜひ1度、本場アメリカンなバーベキューを「ビア缶チキン」でお手軽に楽しんでみてください。