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ホタテ貝
柔らかな食感と口に広がる旨味がたまらないホタテ貝。一般的に流通しているホタテは養殖物が多く、通年を通して美味しく食べることができます。BBQでやる殻付きホタテ焼きはお皿も不要!
ホタテ貝バター醤油の作り方
材料
- ・殻付きホタテ貝……人数分
- ・バター……ホタテ1枚に大さじ1/2
- ・醤油……ホタテ1枚に小さじ1
【STEP.1】身を殻を外す
スプーンやバターナイフを使い、貝柱を剥がし開きます。焼いてくと殻に身がこびりつきやすいので上下共に一度殻から剥がします。「ウロ」と呼ばれる黒い部分は貝毒が溜まりやすいので剥がしましょう。
【STEP.2】殻を皿にして焼く
貝殻の白い色の方をお皿にして、身をのせて網に載せて焼きます。出汁が沸騰してきたら、ホタテを殻の上でひっくり返して両面を焼いていきます。
【STEP.3】調味料を加える
両面の貝柱が半透明から白く変わったら、バターを適量のせて醤油をまわしかけ30秒で出来上がりです!
サザエ
夏の代名詞とも言えるサザエのつぼ焼き。サザエは通年水揚げされますが、一般的には春から初夏が最も身が充実しており美味しい時期になります。熱々コリコリの身に、磯の香り、ほかに例えようもない旨さの汁、キンキンの冷えたビールで流し込んだら最高です♡
サザエのつぼ焼きの作り方
材料
- ・サザエ……人数分
- ・醤油……サザエ一つにつき小さじ1
- ・日本酒……サザエ一つにつき小さじ1
- ・竹串
【STEP.1】鮮度が高いサザエを選ぶコツ
サザエは活きたままのを使うため、殻を触ると素早く蓋を閉じる鮮度がいいものを選んでください。 大きなサザエだと中まで火が通りにくくなるので小さいサイズのもので十分です。
【STEP.2】サザエの口を上にして焼く
サザエは美味しい汁がこぼれないように、「口を上にして」網の上に置いてください。この時に日本酒を入れると身が柔らかくなります。
【STEP.3】汁が吹き上げてきたら焼き上がりのサイン
煮汁が沸騰してきたらサザエに火が通ったと思ってください。焼きすぎると身が硬くなってしまうのでご注意ください。最後に醤油をかけて出来上がりです。竹串を刺してから中身を回すようにして取り出すと上手に取り出せます♪
牡蠣
冬の定番の「牡蠣(かき)」。生カキや蒸し牡蠣も美味しいですが、BBQで食べる『焼き牡蠣』もいいですよね。炭火で焼くことで牡蠣本来の香りが際立ち、旨味も増します。
焼き牡蠣の焼き方
材料
- ・牡蠣……人数分
- ・レモン果汁……適量
- ・軍手
- ・ナイフ
【STEP.1】下処理は不要!
牡蠣は特に下処理などはなく、そのまま食べることができます。焼く際は、殻が平らな面を下にして焼き始めましょう。
【STEP.2】しっかり加熱する
3分ほどしたら牡蠣をひっくり返し、次は殻が深くなっている方を下にして更に3分ほど焼きます。よく火を通さないと食あたりになる可能性があるので、しっかり加熱してくださいね。中のエキスが多少残っているくらいがベストです。
【STEP.3】殻を剥がす
殻はとても高温なので軍手をして、殻の隙間にナイフを差し込み貝柱を切り取り開きます。お好みでレモンを絞っていただきます!
アサリ
北海道から沖縄まで日本全域で見ることができるアサリは、潮干狩りなどで気軽に楽しめたり古くから味噌汁など多くの料理に使われており、日本人にとっては親しみのある食材です。アサリは春先と秋に産卵するため、産卵期の 2〜4月と9〜10月はふっくらで肉厚のアサリがお楽しみいただけます。
BBQでできる簡単アサリの酒蒸し
材料(4人前)
- ・あさり……400g
- ・日本酒……60cc
- ・ねぎ……適量
- ・ニンニクチューブ……小さじ1
- ・バター……大さじ1
- ・スキレットまたはアルミ皿
- ・アルミホイル(蓋代わり)
- ・塩水(砂抜きが必要な場合)
【STEP.1】下処理
基本的にスーパーで売られているアサリは砂抜きされているものが多いので下処理は不要です。塩抜きが必要な場合は500mlの水に対して15gの塩を加えて塩水を作り、アサリを浸します。潮干狩りのアサリは1日以上、店頭で購入したアサリは2〜3時間程度浸して水を捨てれば完了です。
【STEP.2】スキレットにアサリを並べる
スキレットにアサリを並べます。日本酒、ニンニクチューブ、ねぎを入れて火にかけます。スキレットの蓋がなければアルミホイルで蓋をします。
【STEP.3】最後にバターを投入
4〜5分するとアサリと日本酒の混ざった香りがしてきます。アサリの殻が開いていれば火が通ってますので最後にバターを投入すれば完成です。
ホンビノス貝
ホンビノス貝は元々北米大陸東海岸に生息しており、2000年前後から日本でも繁殖し今では千葉県船橋市の名産品でもあります。上品な旨味があり柔らかいのが特徴のはまぐりとは異なり、ホンビノス貝は風味が濃くて肉厚で食べ応えがあります。流通も通年通して獲れるので価格もはまぐりより安価に買えるでしょう。
網焼きホンビノス貝の焼き方
材料
- ・ホンビノス貝……人数分
- ・レモン果汁……適量
【STEP.1】貝の口が「大きく」開くまで加熱する
ホンビノス貝は特に上下どちらから焼くなどの順番はなく、どちらの面から焼き始めても身が上の貝殻にくっつきます。焼いていくと貝の口が開き始めますが、指が入るくらいまで開くのを待ちましょう。
【STEP.2】貝が開いたら身を下にする。
貝が開いたら貝から出る汁を1度捨て、貝をひっくり返して反対側を加熱します。最初に出てくるお汁は身の中に含んでいた海水なので問題ありません。
【STEP.3】2度目の汁は捨てないように
反対側を加熱していくと再度お汁がでます。これはホンビノスの旨味のエキスなので捨てないようにしてください。このエキスの汁が沸騰して1分ほどで出来上がりです。最後にレモンを絞って美味しくいただけます。
まとめ
市場やスーパーでも新鮮な魚や貝など買いやすくなりましたが貝は特に痛むのが早いので管理にはご注意ください。
スーパーでは基本的に砂ぬきなど下処理は済まされているものが多いので心配は大丈夫だと思われますが、市場で購入される方はお店の人に聞いてくださいね。